カンデイア : アフロ・ルーツ・サンバの体現者としてその名をブラジル音楽史に刻む偉人が残した70年代黒人サンバ復興期の名盤3作がディスコベルタスより同時再発の快挙!!

   

カンデイア : アフロ・ルーツ・サンバの体現者としてその名をブラジル音楽史に刻む偉人が残した70年代黒人サンバ復興期の名盤3作がディスコベルタスより同時再発の快挙!!

  



 


カンデイアことアントニオ・カンデイア・フィーリョ(1935-1978)は、サンバ・カリオカの伝道師として、世界中のサンバ・ファンから支持される偉人である。サンビスタであると本職が警官であった彼は、職務中に発砲の災難に遭い、下半身不随というリスクを背負いつつ、以降亡くなるまでの間、車椅子生活の中でサンバに情熱を注いだ不屈の天才としても語られる。エスコーラ・ヂ・サンバの名門「ポルテーラ」に所属していた60年代には、プロの作曲家として多くのサンバを世に送り出し、後進のパウリーニョ・ダ・ヴィオラクララ・ヌネスといったスター・サンビスタにも多大なる影響を与えたことでも、その功績は大きい。

一方、自身のレコーディングとしては、ピコリーノ
カスキーニャといったポルテーラの同志達と60年代に結成したグループ「オス・メンサジェイロス・ド・サンバ」に端を発し、70年代に入りEQUIPE、TAPECAR、ATLANTICに数枚の作品を残している。また、パルチード・アルトと呼ばれるリフレインでシンコペートさせる即興サンバの大家としても知られ、ウィルソン・モレイラらと共に、パルチード・アルト・セッションの歴史的ユニット「パルチード・エン・シンコ」を組成し、アルバムも発表。さらには、日本におけるルーツ・サンバ普及に大きな影響をもたらした伝説の名作「クアトロ・グランヂス・ド・サンバ」に、ギリェルミ・ヂ・ブリートネルソン・カヴァキーニョエルトン・メデイロスと共に参加。アフロ・ルーツ・サンバの醍醐味を伝える巨人として広く認知されていく。晩年は、巨大商業化したリオのエスコーラ・ヂ・サンバ体制から距離を置くようになり、自身が発起人となってサンバの起源とそのあるべき姿を追求した「ブロコ」と呼ばれる小規模のチーム「キロンボ」を立上げ、サンバの良心とその道標に一つの指針を提示してみせるも、その行く末を案じつつ、先述の発砲が原因で78年に帰らぬ人となった。

今回、そんなカンデイアの功績を改めて辿るべく復刻されるのは、1970年~75年にかけて残されたソロ・デビューからの3作品。サンバの伝統を守ってきた本物の黒人系サンビスタたちに陽光が差し込んだ時期、カンデイアも、プロのサンビスタとして遅まきながら認められることとなった奇跡のレコーディングである。ブラジル音楽史上の名盤復刻に定評のある
ディスコベルタス・レーベルによる、オリジナル・アルバムに忠実な仕様でのリマスター化は、ブラジルでも久々のCDイシュー。サンバ・ファンにとってこの上ない感動を呼び覚ます逸品だ。
(いずれも 
DISCOBERTAS CD 1,950円) 7月中旬入荷予定 ご予約受付中

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●CANDEIA / CANDEIA (1970)
伝説のユニット「オス・メンサジェイロス・ド・サンバ」の活動から不慮の発砲事故を経て、カンデイアが不屈の精神力でサンバの伝道師たる手腕を発揮した記念すべき1970年ソロ・デビュー作。生の重厚なバテリア陣と共に、かの
アジムスを率いるジョゼ・ベルトラミのオルガンをアクセントにするなど、そのサウンドにはサンバに興じててもらうべく広いファン層を取り込むために制作された意図が伺える。だが、今でこそ、そのグルーヴィさ加減が絶妙と言えなくも無いのが興味深い。漆黒のルーツ・サンバ巨人というポイントよりも、粋なサンビスタとしての印象も強い音像だが、「Samba da antiga」「Dia de graça」といったキャリアを代表するカンデイア・サンバの自演には、その力強い歌唱とウネるパーカッションで、確かなサンバの魂を感じ取ることができる。

●CANDEIA / SEGUINTE...RAIZ (1971)
2NDアルバムも1STと同じ「EQUIPE」のオリジナルで、オーセンティックな生のバテリアを前面に出したサンバと、
ゼ・ベルトラミのオルガンをフィーチュアしたグルーヴィ・サンバ仕様の双方を収録し、前作の後継的な側面を持つ。パウリーニョ・ダ・ヴィオラの歌唱でも著名なカンデイア珠玉の旋律「Filosofia do samba」による圧巻のオープニング、そして抒情的な彼の姿を映し出すラストのサンバ「Regresso」は特に感動的。カンデイアがプロのサンビスタとして大いなる飛躍を遂げた1枚であり、所属のエスコーラ・ヂ・サンバ「ポルテーラ」の象徴である鷲をあしらったアートワークに、カンデイアの心意気を感じることができる。 

●CANDEIA / SAMBA DE RODA (1975)
2NDアルバムの後、名門
タペカール・レーベルに移り、伝説の即興サンバ・ユニット「パルチード・エン・シンコ」に参加。この活動を通してアフリカ・ルーツと言われるサンバの水脈を辿る活動に傾倒していカンデイア。そんな中で彼が75年に発表したのが、3作目となる「SAMBA DE RODA」だ。ラストが本作のハイライトであるフォルクロリック・リズム「サンバ・ヂ・ホーダ」。カンドンブレの師に捧げた楽曲をはじめ、アーシーで鋭く鳴り渡る打音と、アフリカへと通じる民俗的スタイルで綴られる歌唱から、華やかで荘厳な色彩とヨルバ神への啓蒙を感じ取ることができる。カンデイアが辿りついた「サンバ」の根源が、一つの形として表されたこのアルバムは、ブラジル音楽史でも大きな意義を持つ。

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